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事例概要 事業:鞄卸事業
関係:既存アドバイザリー先
支援経緯 事業内容が多岐に渡り、不採算部門を幾つか抱え、取引先の離反およびメーカー/卸のパワーバランスの変化し、本体事業の採算が急速に悪化。金融機関への返済原資を確保しうる収益を計上することが年々厳しくなり、債務超過の状態となっていた。
支援スキーム 事業構造と今後の成長性を事業内容毎に評価、中小企業庁が主導する再生支援協議会の枠組みに則り、継続事業と非継続事業に分化。継続事業に関しては採算が十分に見込めると評価し、新会社に事業譲渡させる形で、事業を継続しつつ、雇用の維持を図った。
現在の状況 継続したビジネスの事業モデルを再構築し、卸売中心のビジネス展開から”D2C”を軸とした直販に比重を置いたビジネスに転換を図り、自社ブランドのロイヤルティを高め、利益率を大幅に改善。新たな資金調達にも成功し、事業継続の軌道に乗った。
事例概要 事業:通販事業
関係:新規アドバイザリー先
支援経緯 複数事業を運営している企業の関連会社として、新鮮な海産物や農産物を新聞など紙媒体を中心とした広告経路を利用して通販事業を展開。近年のオンライン販売などの発展もあり、既存ルートでの売上の伸長が思ったように進まない状況下、事業譲渡を含めた相談を受けていた。
支援スキーム M&Aの窓口となりつつ、事業拡大が可能な支援パートナーを探し、事情譲渡が円滑に進むよう幅広くサポート。支援パートナーとなる譲渡先企業と一体となって出資を絡めながら当該企業の経営に参画、紙媒体中心になっていた事業構造の変革にも着手。ECや卸売など収益源の構成を変えるべく尽力。
現在の状況 事業の収益ソースの多様化を進め、既存商材にとらわれない形で、品揃えもこれまで以上に強化され、テレビへの露出や自社サイトの新規立ち上げ/売上向上など事業再構築の取り組みが実を結びつつ状況。老年層に偏った顧客層からの脱却(若年層へのリーチ)が実現しつつある。
事例概要 事業:食品機械業界
関係:既存アドバイザリー先
支援経緯 建設資材を開発・製造している企業の一事業部として発足。氷感庫の製造・販売元として事業を開始。クオンタムリープ株式会社が事業提携しながら事業サポートを開始、食品大手などへの納入など事業の実績作りと事業の安定化を進めていた中、事業を切り出し事業譲渡の可能性の打診を受けていた。
支援スキーム M&フードロスや環境負荷の少ない食材の流通を視点に「フードサーキュレーション(食の循環)」の一角を担う技術として更に世の中に普及させるべく、共同支援パートナー企業と共に、事業譲渡を受け、事業拡大を進めている。
現在の状況 事業譲渡が完了し、物流事業者との提携や海外への事業展開、テスト導入による成功モデルの構築など事業推進のスピードアップを進め組織体制の強化を図りつつ、提携先の拡大および試験運用の展開先を増やしつつある。